20日、大統領候補のシロ・ゴメス氏(民主労働党・PDT)とコメディアンのグレゴリオ・デュヴィディエがネット上で行った討論会が話題となった。シロ氏は席上、ルーラ元大統領は「無実ではない。罪は残る」と発言。政治系コメディ番組では左派として知られるグレゴリオは昨年4月の最高裁決定を例にそれを否定すると、「あなたが今主張している反労働者党主義がボルソナロ氏を当選させたのだ」と批判した。シロ氏はルーラ氏につぐ左派候補だが、この討論で左派系の政治家に強く批判され、ボルソナロ氏支持派の著名政治家の賛同を得た。この反応でシロ氏は良いのだろうか。
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パラナ州ロンドリーナの女性市議が、男性器と女性器をかたどったクレープの販売禁止を求めて動いている。保守派で知られるジェシコン市議(進歩党・PP)は、その理由をきかれ「青少年を守るため」と主張している。このクレープは元々はサンパウロ市の繁華街アウグスタ地区のフードトラックで長蛇の列ができるほど大ヒットしたもので、今や全国展開中。これを猥褻と見るか表現の自由ととるか、果たして?
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22日のサッカー全国選手権。イタケラで行われたコリンチャンス対サンパウロの首位攻防戦は、両チームとも譲らず、1―1で引き分けた。その間にパルメイラスが2位に浮上。現在、1位コリンチャンス、2位パルメイラス、3位サンパウロと上位3チームをサンパウロ市勢独占中で、サンパウロ市民には嬉しい展開だ。