《ブラジル》中国が牛肉輸入を一時停止=4カ所の加工場の商品対象に

中国がブラジル国内の加工場からの牛肉の輸入を停止したと報じる24日付UOLサイトの記事の一部

 中国が24日、ブラジル国内4カ所の肉の加工場で加工した牛肉の輸入を一時的に停止すると発表したと同日付G1サイトなどが報じた。
 輸入停止措置の対象となったのは、Margrigの加工場とJBSの加工場各2カ所だ。Marfrigの加工場2カ所は、4月にも1週間の輸入停止措置を受けている。
 今回は輸入停止期間が加工場毎に異なっており、Margrigの場合は、サンパウロ州プロミッソンの加工場からが4週間、マット・グロッソ州ヴァルゼア・グランデの加工場からが1週間、停止となる。
 IBSは、ゴイアス州セナドール・カネドの加工場と、サンパウロ州リンスの加工場からの製品が1週間ずつの停止措置を受けた。
 農務省によると、中国からの通達は24日に届き、技術畑の担当者らが中国当局との対話を続けているが、中国側が輸入停止措置をとった理由は明らかにされていないという。

最新記事