【既報関連】所得税の確定申告の提出期限は31日だが、25日午後4時現在の申告者は2698万266人で、約710万人が未申告と同日付現地サイトが報じた。
確定申告の提出期限は4月までのはずだったが、コロナ禍の影響などを配慮し、5月31日まで延期された。申告が必要な人は3410万人の見込みで、2割弱が未申告と見られている。
申告が必要なのは、21年中の課税所得が2万8559・70レアル以上の人、非課税所得や源泉徴収分の所得税などの総計が4万レアル以上の人、資産や権利の売却、株式や先物などの取引所での事業で収入を得た人、住居を売却後、180日以内に別の住居を購入して免税扱いとなった人、年収が14万2798・50レアルを超えた農業従事者、昨年末日現在の資産や権利の総計が30万レアル以上の人などだ。
申告はインターネットでのみ受け付けられる。最終日は申告が殺到し、アクセス不能となる事もあるので、未申告者は早めに申告した方がよい。
申告用プログラムはサイト(https://www.gov.br/receitafederal/pt-br/centrais-de-conteudo/download/pgd/dirpf)でダウンロードできる。
なお、5月31日は過払い分の所得税の最初の払い戻しが行われる日でもあり、払い戻し対象者のリストも出ている。所得税の払い戻しは、5月31日、6月30日、7月29日、8月31日、9月30日に行われる。