青森県人会=囲碁ワークショップを開催=津軽三味線演奏、お土産に林檎も

嶋脇さんがルール説明している様子(JICA Brazil Office Facebookより)
嶋脇さんがルール説明している様子(JICA Brazil Office Facebookより)

 ブラジル青森県人会は4月30日、サンパウロ市リベルダーデ区の同県人会会館で、「囲碁ワークショップ」を開催した。
 ワークショップでは、国際協力機構(JICA)青年海外協力隊員の嶋脇雄一郎さん(ブラジル日本棋院配属、囲碁アマチュア六段)が講師を務め、囲碁の歴史やルール説明を行った後、実際の対局練習を行った。
 参加者らは軽食休憩をはさみながら対局に熱中、約2時間半のワークショップを終えた。参加者には、参加認定証が贈られ、全員で記念撮影を行った。参加者からは「囲碁に興味はあったが、今までルールが分からなかった。ワークショップに参加して囲碁の楽しさを知ることができてよかった」との感想が聞かれた。
 ワークショップ終了後、青森県の伝統芸能である津軽三味線の演奏がマテウス・ビテンクウ・オリベイラさんによって披露され、青森県人会と交流のあるサンタ・カタリーナ州サンジョアキン市で林檎農園を営む平上文雄さんの林檎がお土産として参加者に贈られた。
 また、モジ・ダス・クルーゼス市在住の小島さんが、碁盤と碁石を主催の青森県人会に寄贈。寄贈品はワークショップ参加者に抽選でプレゼントすることになった。抽選の結果、ジェシカさんが当選し、「大切に使わせていただきます」と満面の笑みで喜びを表した。

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