５月２９日、フランスのパリでブラジル人のヴァギネル・サントス・シウヴァさん（４２）がナイフで刺されて死亡する事件が起きた。犯人は既に逮捕されているが、殺害に至った経緯などはまだ調査中だ。ヴァギネルさんはサルバドール生まれだが少年時代の大半をセルジッペ州アラウアーで過ごし、高校卒業後に渡欧して病院や軍で働いた。ここで英語、フランス語、スペイン語、ギリシャ語の５カ国語に堪能となって帰国。２０１７〜２０年にはアラウアー市議に当選して議長も経験。その後、フランスに戻り、家屋のリフォーム会社を共同経営するなど、多才ぶりを発揮していた矢先だった。
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１日は米国で世界的な人気俳優ジョニー・デップが元妻の女優アンバー・ハードに家庭内暴力で訴えられた裁判の判決が出て、国際的に話題となった。ボルソナロ大統領は実質敗訴したアンバーに対して、彼女が２０１８年の大統領選で同氏に投票しないよう呼びかけたエレ・ノン運動に参加したことをネット上で茶化した。芸能界のゴシップへの反応はいつも早いが、その対応の早さが自然災害や人権問題にも欲しいところ。
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韓国ソウルで行われたサッカーの親善試合で、ブラジル代表は韓国に５―１で圧勝した。この試合では、先週土曜の欧州チャンピオンズリーグの決勝戦に出場したレアル・マドリッドとリバプールの選手をかなり温存していたが、他の選手たちが活躍し、好結果を得た。次戦は週明け月曜日の対日本代表戦だ。
