宮城県人会(上利エジガー会長)、埼玉県人会(吉田章則会長)、東京都友会(鈴木ワグネル会長)の3県人会が協力して、5月15日に「宮城・埼玉・東京屋台祭り」をサンパウロ市リベルダーデ区の宮城県人会館で開催した。
同祭は、コロナ禍により、2年ぶりに対面式で開催された。埼玉県人会はおなじみのカレーパンやホットドックを、東京都友会は豚角煮丼、宮城県人会は青葉祭りでも定評がある丸々ペスカーダのフリッタ定食などを販売。来場した約40人は楽しく舌鼓を打った。また、イベントではビンゴ大会も開催され、会場を盛り上げた。
宮城県人会の上利会長は「この2年待ちに待った対面イベント。皆さんの笑顔が見られて嬉しい。イベントは県人会の活動資金集めとしても大事だが、それ以上に会員や日系社会の人々との交流を促進する重要な意味がある。県連日本祭りの開催が近づき、各県人会の準備作業も忙しくなってきたけれど、また対面イベントを実施して皆さんに喜んでもらいたい」と話した。
埼玉県人会の吉田会長は「対面イベントを実施できて本当によかった。やっぱり皆で顔を合わせて話すのは楽しいですね。ビンゴはあいにく当たらなかったけど…。また皆が楽しめるようなイベントを他県人会と協力して開催したい」と語った。
参加者のホンダ・スージー・サチエさんは「待ちに待った対面イベント。久しぶりに会えた知人も多くて本当にうれしかった。また開催されたら参加します!」と元気に語った。