19日、サンパウロ市パウリスタ大通りで、南米最大のゲイ・パレードが行われた。
新型コロナウイルスのパンデミックの影響で過去2年間は満足な形で行えなかった。今年は待ちに待った通常開催ということでかねてから注目度も高かった。
当日の同大通りは人でひしめきあう大盛況となり、フォーリャ紙の推計で150万人、主催者発表で400万人の人出となった。
同パレードはその年毎にテーマを設けているが、今年は選挙年ということで同性愛者たちとかねてから敵対しているボルソナロ大統領への批判が目立った。リカルド・ヌネス・サンパウロ市市長は姿を見せなかった。
★《ブラジル》アマゾン失踪事件=焼いてバラバラにされた遺体発見=犯人の後ろに誰かいたのか?=高まる現政権への批判の声
★2022年6月16日《ブラジル》デング熱死者が500人を突破=半年で昨年の死者数の約2倍に
★《ブラジル記者コラム》日本発の金融危機が世界を襲うか=マーケットが日銀の限界を試す?!