ブラジル北海道文化福祉協会(大沼宣信会長)は5日、「第28回北海道祭り」を聖市ヴィラ・マリアーナ区の同協会会館にて開催した。同祭では焼きサンマ定食や焼きイカ定食、豚コステラ定食などが販売され、ビンゴ大会も催された。
来場した企業駐在員の木村隆介さんは焼きサンマ定食を食べ「サンマを食べるのは1年ぶり。見た目は日本の物とちょっと違うけど味はそのままでとてもおいしいです」と感動した様子だった。
同協会で書記理事を務める藤田高史エリオさんは「この2年間のコロナ禍でボランティアメンバーが急激に減ってしまい、協会の活動にとって若い世代との協力がこれまで以上に重要になっています。そうした中で今回は大人数の若手ボランティアが集まってくれました。2カ月前から準備を行ってきたので、無事開催できて本当によかったです。7月の県連日本祭りでもサンマ焼きとイカ焼きを販売しますので楽しみにしてください」と語った。