パラー州トメアスー市のトメアスー総合農業協同組合(CAMTA、乙幡敬一アルベルト理事長)は5月27日、CAMTA所有のジュース工場にて、国際協力機構(JICA)助成による、改修工事竣工式と祝賀会を行った。
CAMTAは、JICA助成により、2021年から22年にかけて、冷凍庫等の増設や各種認証取得に必要な設備整備を行った。新設した冷凍庫前でテープカットと除幕式を行い、改修箇所視察後、竣工式を行った。
竣工式には在ベレン領事事務所森田聡所長、JICAブラジル事務所江口雅之所長、フルッタフルッタ長澤誠社長、ヴィエイラ・カルロストメアスー市長らが出席。乙幡理事長が挨拶に立ち、JICAへの感謝を伝えた。
その後、出席者らは法被に着替え、施設内で鏡割りを行い、アマゾン第一回移民の山田元さんの音頭でカクテルパーティーを行った。CAMTAとトメアスー文化農業振興協会(ACTA)婦人部による豪華弁当やトメアスーの食材を活かした料理が振舞われ、参加者らは舌鼓を打った。