ブラジル日本棋院(フェリペ・ヘルマン会長)は7月2日午後2時半から、囲碁ワークショップをサンパウロ市リベルダーデ区の曹洞宗南米別院佛心寺(R. São Joaquim, 285)で行う。参加料30レアル。先着24人まで。
ワークショップでは、JICA青年海外協力隊員の嶋脇雄一郎さん(アマ六段、34歳、青森県出身)が講師を務める。嶋脇さんはブラジルでの囲碁普及を目的に8月末まで滞伯指導を行う。
案内のため、嶋脇さん、フェリペ会長、佛心寺田原良樹書記、イベントコーディネーターのコッペデひろみさんが編集部を訪れた。嶋脇さんらは、中国発祥の囲碁は仏教と共に日本に伝来した説があり、囲碁と仏教には深い関係があること、日本の慣用句には囲碁由来の言葉が多くあり、日本文化としての囲碁の存在感について語った。
嶋脇さんは「囲碁とお寺の両方の日本文化を楽しんでもらいたいです。日系人の方だけでなく、非日系の方もぜひご参加ください」と呼び掛けた。
ワークショップではマスクの使用が推奨されている。佛心寺内見学も行われる。参加予約及び問い合わせは、コッペデひろみさん(電話:11・99963・9399)まで。
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曹洞宗南米別院佛心寺では毎月最終木曜日に「カレー施食会」を正午から午後1時まで行っている。コロナ禍以前はその場で食事出来たが、現在は持ち帰りのみとなっている。
座禅会も現在はオンラインでのみ行っている。日常が戻りつつある今、アフター・コロナに備えてオンライン座禅を始めてはいかが。問い合わせは同寺(11・3208・4515)まで。