女優クララ・カスターニョの強姦妊娠里子と情報漏洩事件の余波が続いている。
ネットフリックスは、クララが出演したドラマ「ボン・ジア・ヴェロニカ」から彼女が強姦されるシーンをカットする処置を行った。
彼女はまだ21歳だが、ネットフリックスのシリーズドラマ「Back to 15」のキャロル役でも知られている国際派女優だ。
強姦された事実を知らないまま、クララの出産をすっぱぬいてテレビ報道し、生まれた子供を養子に出したことを批判した女性司会者のアントニア・フォンチネリはすぐに謝罪したが、批判はまだ収まらない様子だ。
加えて、クララの出産記録を漏洩したとされる看護師への捜査も進んでおり、看護師協会はその人物を更迭する意向を固めているとか。
ある意味、犯人からは肉体的に、マスコミからも精神的に“強姦”されたような状態ともいえそうだ。改めて考えさせられる一件だ。
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