南米産業開発青年隊9期生でスザノ市在住の松井英俊(まつい・ひでとし)さんが4日、風邪をこじらせ同市内で亡くなった。行年82歳。東京都出身。
松井さんは1963年8月に南米産業開発青年隊9期生として「さんとす丸」で渡伯し、パラナ州での訓練所を経て、同州グアイーラ市に住んだ。その後、70年代頃から約10年、日本でタクシーの運転手をした経験もあったという。80年代にブラジルに戻り、スザノ市で農業等をして生活していた。今年5月頃から風邪を引き、体調不良が長引いていたそうだ。
4日夜、スザノ市内で通夜が行われ、翌5日午前10時に同市内墓地に埋葬された。
初七日法要などは未定。