特報! 世界的ジャスピアニスト松居慶子のパラグアイ初公演決定

パラグアイ講演のポスター

 読者の皆さんはスムースジャズ(Smooth Jazz)というジャンルの音楽を御存じだろうか?
 1980年代に米国で流行り始め90年代にジャンルが確立したばかりの新しいタイプのジャズ音楽だが、その先駆者とも言えるのが今回ご紹介する松居慶子さんだ。
 日本ではジャズそのものがあまり聴かれないが、米国を中心に世界中にリスナーがいて、彼女はこの分野では第一人者、2001年アルバム「Deep Blue」でビルボード誌のコンテンポラリージャズ部門で全米1位(日本人初の快挙)となり、その後も度々1位のヒットを連発するスムースジャズのパイオニア的存在であり、今やコンテンポラリー部門のトップスターと言える存在だ。
 普段は米国西海岸で活躍する松居さんのパラグアイ公演実現に向けて動き回ったのが米州開発銀行(BID)ワシントン勤務時代から彼女と親交がある六浦吾朗さんである。
 吾朗さんは現在BIDを定年退職し、日本に戻って一般社団法人ごろ夢を主催、BID時代の人脈をフルに活かして中南米と日本の架け橋になるべく活動している。
 松居さんはジャズミュージシャンとして活躍しながら、世界中でボランティア活動にも参加されており、その縁で知り合った吾朗さんとパラグアイでのコンサートを構想、廃棄物を楽器に変えて演奏するランドフィルハーモニック楽団とのコラボという子供達に夢を与える企画を携えて今月初めてパラグアイを訪れることになった。
 この企画の実現には駐日パラグアイ大使館のラウル・フロレンティン大使の積極的な関与や、これに呼応する駐パラグアイ日本大使館・在パラグアイ日本商工会議所の協力があることもお伝えしたい。
 コンサートは日本政府がアスンシオン市に寄贈した人造りセンターことCentro Praguayo Japonesの大ホールで7月15日20時開演で開催される。
 この機会に是非、日本が誇るトップスターの生演奏に触れて見られてはいかがですか?
 詳細やチケット購入(https://www.reduts.com.py/123-keiko-matsui-con-la-osca/123?h=4b0d8829324eddbf9832ad250f8318888d05b8e6
 
(パラグアイ在住、硯田一弘さん寄稿)

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