Ibovespaは水曜日（6日）に0.43％上昇し、98,718ポイントで取引を終えた。ブラジル株式市場の主要株価指数は、緑色で始まった後、取引時間の大半を赤色で過ごしたが、ニューヨークのパフォーマンスに倣って、何とかプラスで引けた。
米国では、ダウ平均が0.23％、S&P500が0.36％、ナスダックが0.35％それぞれ上昇した。米連邦公開市場委員会（Fomc、英語の頭文字）議事録の公表後、15hからアメリカのベンチマークが上昇し始めた。
最も重要な出来事は、Fomcの議事録の公開だった。ここ数日市場に見られた、米国が短期的に経済を縮小させるという懸念は、この文書には表れていなかった。むしろFEDは逆に、経済活動は依然として非常に強いと見ている。FRBがインフレを懸念し、景気がまだ加熱していると見ていることが、国債の利回りを押し上げた。
コモディティが一日後退した中でも、金利は上昇した。WTIは0.79％減の98.71ドル、ブレントは2.02％減の100.69ドルだった。
コモディティがIbovespaの重荷となる展開
今日のハイライトは、景気後退の懸念に続く、外国でのコモディティ下落による石油セクターのマイナスの影響だった。ブラジル指標を最も支えているのは、コモディティだ。原油は3％下がり、石油銘柄はそれに引っ張られた。
Ibovespaの最大の下落は、3R石油（RRRP3）のON株、5.60％安であった。ペトロブラスのON株(PETR3;PETR4)は1.51％、PN株は1.28％下落した。
さらに、航空会社もネガティブなハイライトとなり、アズール（AZUL4）とゴル（GOLL4）が5.67％、4.81％下落した。
米国通貨はレアルに対して0.60％上昇し、買い5.421レアル、売り5.422レアルとなった。DXYは0.50％上昇し、2002年7月以来の高水準となる107.06ポイントに達した。
ブラジルでは、小売業に関連する企業の株価が最も高い上昇率を示した。ヴィア（VIIA3）とアメリカーナ（America3）のON株はそれぞれ13.24％、11.77％上昇した。これらの銘柄は、最近ドル高で大きな被害を受けていた。
コグナ（COGN3）、ロカウェブ（LWSA3）、イードゥクス（YDUQ3）も注目され、順に9.18％、7.86％、9.44％と上昇した。
国債のパフォーマンスとドル高に圧されたイールドカーブの上昇にもかかわらず、リテールおよび成長企業が上昇した。
2023年のDIは4ベーシスポイント上昇し13.77％、2025年のDIはポイント上昇し12.91％となった。ロングエンドでは、2027年と2029年のDIの利回りが、それぞれ10ポイント、9ポイント上昇し、12.86%と12.99%になった。
テゾウロ・ジレット：PEC支援やFRB議事録でインフレ連動債のリターンは過去最高値近辺
今後数ヵ月間にわたる世界的な景気後退への懸念が高まるなか、米国の中央銀行である連邦準備制度理事会（FRB）の連邦公開市場委員会（FOMC）の最終会合の議事録が6日に発表され、注目が集まっている。
この文書の中で、金融当局は、次回の金融政策決定会合（7月26-27日）で0.5％ポイント～0.75％ポイントの引き上げがおそらく「適切」と判断している。
FRBメンバーの評価では、インフレ見通しは悪化しており、より広範囲に及んでいる。彼らにとっては、インフレ圧力が続けば、金融当局が「引き締めスタンス」をとる可能性がある。
金融機関も、15時頃に1.02％増の5.443レアルと、今日もドルの対レアル高を監視している。
ブラジルで何も議題がない日、金利曲線は、カミカゼPECの憲法改正案（PEC）に関わる議論と選挙の年での追加支出の可能性を考慮し、財政悪化を反映し続けている。
6日（水）午後の公債証券市場は、金利の動きがまちまちな状態が続いている。固定金利型は安定的に推移しているものが多く、インフレ連動型は微増または安定的に推移している。
午後3時20分には、午前中に歴史的なリターンを記録したIPCA+の国債の利回りのほとんどが過去最高値付近で取引された。目玉は、半年ごとの金利がつく、中長期の国債だった。
この日の最終更新では、例えば2032年、2040年、2055年満期の国債が、それぞれ5.92%、6.01%、6.10%の実質リターンを提示した。これらの債券の一部は、2020年2月に取引を開始した。前日（5日）に登録した5.90％、5.99％、6.09％の順で高い値となっている。
固定金利型では、2033年国債が午後3時20分に13.20％となり、前日の13.16％、開場時の13.15％を上回った。一方、他の固定金利型は、同時に安定したリターンを示している。
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