労組間社会経済調査・統計所(Dieese)が6日、17州都で行った基礎食料品セット(セスタ・バジカ)の価格調査の結果、9州都での価格上昇が確認されたと発表したと同日付伯字サイトが報じた。
値上がりが目立つのはフォルタレーザ市の4・54%増で、ナタル市4・33%増、ジョアン・ペッソア市3・36%増と続く。
12カ月間の累積ではレシフェ市の26・54%増を筆頭に、全州都で2桁台の値上がりを記録。値上がり率最小はヴィトリア市の13・34%だった。
価格最高は聖市の777・01レアルで、フロリアノポリス市760・41レアル、ポルト・アレグレ市754・19レアルなど、6市が700レアルを超えた。最安はアラカジュ市の549・91レアルで、3市が500レアル台だった。
Dieeseでは、最低賃金一つしか受け取っていない労働者の場合、最大で69・31%を基礎食料品セットの購入で費やす事を重視。最低賃金の半分以下で買えるのはアラカジュ市だけだが、それでも49・05%を費やす必要がある。