「文春砲」という言葉が日本にある。これは政府や芸能界の特ダネスキャンダルをスッパ抜く週刊誌『週刊文春』の報道が、社会に砲撃を食らわせた様な衝撃を与える様を評して生まれた言葉だ。
ブラジルにも『週刊文春』に似た存在がある。週刊誌『ヴェージャ』だ。同誌も政界の特ダネスキャンダルをよく報じ、さながら「ヴェージャ砲」を撃っている。同誌は1992年にコーロル大統領罷免につながった同大統領の汚職関与疑惑や、2005年の当時最大の政界スキャンダルと呼ばれたメンサロン事件を報じた。
「ヴェージャ砲」は大統領選期間中に飛び出すことが半ば恒例化しているため、国民の中にもそれを待っている人がいる。そんな中、ヴェージャ砲第1弾らしき報道が1日に行われた。
内容は2つ。1つは