ボルソナロ大統領は8日、亡くなった安倍晋三元首相に対して「3日間の公式服喪」を行うと宣言した。外国人に対してブラジルで公式服喪宣言が行われることは珍しい。
大統領は8日、公式ツイッターに「日本国民への敬意、安倍晋三氏のブラジルとの友好関係への認識、そして不当な残虐行為に直面した際の連帯の印として、私は3日間の公式喪に服することを宣言する。彼の殺人が厳罰に処されますように。私たちは日本と共にある」と書き込んだ。
さらに「安倍首相のご家族と日本の兄弟たちに、私の連帯の気持ちを伝えるとともに、この痛みの瞬間に神が彼らの魂を見守ってくれることを祈ります」と連帯の気持ちを表明した。
大統領の3男のエドアルド下院議員も8日、SNSで「歴史は繰り返す、しかし今度は悲しい結末が待っている。元首相の暗殺に衝撃を受けた。安倍晋三氏は、日本で選挙活動を行う保守系候補者。2019年後半に日本で開催されたG20での二国間協議のことを覚えています。ご遺族の皆様へお悔やみを申し上げます」と綴った。