かつて日本の大手芸能事務所・ジャニーズ事務所に所属し、現在は独立して芸能活動を行っているカウアン・オカモトさん（２６歳、４世、愛知県）が、１５～１７日にサンパウロ市で行われる第２３回県連日本祭りに出演する。１２日には編集部を訪れ、日本祭り出演に対する思いや、これからの音楽活動について語った。
カウアンさんはデカセギをする両親の元、日本語とポルトガル語のバイリンガル環境で育った。１４歳の時にジャニーズ事務所創設者の故・ジャニー喜多川氏から直接電話を受け、同事務所に入所。２２歳の時に「日本とブラジルのアイデンティティを活かした活動がしたい」との意向を固め、同事務所を退所した。現在は日伯両国で芸能活動を行い、２０２０年にはブラジルの人気番組「プログラマ・ラウル・ジル」に出演した。
「プログラマ・ラウル・ジル」出演後、自身の各種ＳＮＳのフォロワーが計３万人増え、動画配信サイト「Ｙｏｕｔｕｂｅ」に公開しているミュージックビデオには、ブラジルから女性を中心に熱い応援コメントが寄せられたという。
県連日本祭りには、１６日（土）午後６時半からメインステージで行われる「ミス日系コンテスト結果発表」に登場予定。新曲「オルゴール」を含めた４曲披露する。カウアンさんはＪＰＯＰとラテン音楽を組み合わせた楽曲を作成し、日本語とポルトガル語で作詞している。
１７日にリオ・デ・ジャネイロ市で行われる大規模アニメイベント「アニメ・フレンズ・リオ・デ・ジャネイロ」にも出演する。
カウアンさんは「日本祭りとアニメ・フレンズにぜひ見に来てください。会場で待っています！」と呼び掛けた。
カウアンさんの楽曲はカウアンさんのYouTubeチャンネル（https://www.youtube.com/channel/UCAwsYnGhDsDvKGYfPIvXmAw）から視聴可能。
