「若年層への働きかけは得意分野」=キム・カタギリ下議が県連訪問

左手前からカタギリ下議、山田前会長、鈴木副会長、谷口副会長、市川会長
左手前からカタギリ下議、山田前会長、鈴木副会長、谷口副会長、市川会長

 キム・カタギリ下院議員が5月13日、ブラジル日本都道府県人会連合会(県連)を訪問し、市川利雄会長、山田康夫前会長、鈴木ジルベルト副会長、谷口ジョゼ副会長兼日本祭り実行委員長と会談した。
 会談では谷口副会長がコロナ禍明け本格開催となった今年の日本祭りの懸念点や期待について説明。カタギリ下議は過去に奈良県人会の活動に参加し、日本祭りにも裏方として参加したことがあり、日本祭りに関する県連の取り組みに理解を示すとともに協力の意向を示した。
 カタギリ下議からは自身が取り組んでいるブラジルの少子高齢化問題についての説明が行われた。カタギリ下議は同問題解決のためには若い世代の教育の質を高めることが必須であるとし、日本の教育システムを導入するため小田原潔外務副大臣に相談していると話した。また、小田原副大臣には4世ビザや日本入国条件の緩和などについても掛け合っているという。
 会談後、カタギリ下議は県連が若年世代を取り込むために開設したポッドキャストスタジオを見学。「若年層への働きかけは得意分野だ」と県連のポッドキャスト活動への協力の意向を示した。

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