JICA横浜海外移住資料館は日本時間7月30日(土)10時から11時、京都外国語大学外国語学部・講師フェリッペ・モッタさんによるオンライン講演会「1940年、はじめて見る日本~ある日系2世と一人の非日系ブラジル人の来日記」をオンライン会議アプリ「Zoom」上で開催する。
モッタさんは、第2回JICA海外移住懸賞論文部門に「異境での戦時体験を記録して―マリオ・ボテーリョ・デ・ミランダと岸本昂一を事例に―」を投稿し、最優秀賞を受賞した。論文はJICAサイト(https://www.jica.go.jp/jomm/whatsnew/2021/211102.html)で公開されている。
講演では論文の内容紹介と、非日系の親日家ミランダ氏が団長を務めた「日本文化見学訪日団」とミランダ氏の体験、団員中唯一の日系人山城ジョゼ氏が帰国後にポルトガル語で連載した記事について語る。第2次世界大戦期の日本がミランダ氏と山城氏にはどう見えたのか。ナショナリズム、民族および帝国主義を主軸に考察する。
定員は500人(先着順)。参加費は無料。使用言語は日本語。申込みは専用フォーム(https://forms.office.com/r/6YYcMb0kTq)から。問合せは同資料館(担当:綿山=電話045・663・3257/Eメール:mailto:jicayic_jomm_info@jica.go.jp)まで。