サンジョゼ・ドス・カンポス=日系人150人を表彰=移民百周年記念式典、30日

 サンジョゼ・ドス・カンポス市議会は30日午前10時から、同市議会議場(Rua Desembargador Francisco Murilo Pinto,33- Vila Sta.Luiza)にて、「サンジョゼ・ドス・カンポス日本移民100周年記念式典」を開催する。
 ハヤシ・ワルテル同市議によれば、同市に日本移民が入ったのは、1922年4月。日本移民は当初、農業に従事し、やがて工業分野に進出。日本企業のカネボウやパナソニック、日立、富士フォトフィルムなどが同市に拠点を構えるようになり、日本移民の存在は市の発展に大きな貢献を果たしたという。
 式典では同市の教育や経済、政治など各分野に貢献した日系人150人を表彰する。写真や折り紙の展示、カラオケショーも行われる。
 ハヤシ市議は「式典は若い日系人が先祖の文化と慣習を理解し、途絶えさせないために大切」と式典開催の意義を語り、参加を呼びかけた。
 式典参加には事前登録が必要。参加希望者は、参加者管理担当のミシェルさん(電話:12・3925・6522)まで連絡を。

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