『ブラジル日系文学70号』刊行=日ポ両語の文芸作品誌

70号表紙
70号表紙

 ブラジル日系文学会(櫻井セリア会長)が『ブラジル日系文学70号』(発行者=近藤アンドレ、編集者=宮川信之)を発刊した。
 日本語編には、随筆『草花のブーケ』(川越しゅくこ)、『人類と戦争』(中島宏)、『ちょっと、いい話』(宮村秀光)や、滝友梨香さん、岡野くにさんによる短歌集、赤星淳子さんの連載紀行『ブラジル老漫紀行④』など16作品を収録。ポルトガル語編には随筆『LEITURA NIKKEI』(タリタ・ノゾミ)や『HAIKAI』(エヂソン・ケンジ・イウラ選)、『POESIA』(ゴレッチ・デ・フレイタス選)などが収録されている。
 同誌では次号用の作品募集を行っている。日本語作品の募集要項は次ぎの通り。【締め切り】8月末【種類別文量】小説:字数制限なし、長編は分割掲載。随筆:7200字まで。エッセイ:800字まで。短歌:五首まで。俳句:五句まで。川柳:5句まで。詩:2編まで。
 編集者の宮川さんは「会員でなくても投稿可能です。ぜひ多くの投稿をお寄せください」と呼びかけている。作品投稿並びに問い合わせは、宮川さん(メール=nikkeibungakujp@gmail.com、ワッツアップ=11・98644・4612)まで。
 同誌は年3回発行で、日系書店の太陽堂(電話:11・3207・6367)や竹内書店(電話:11・3104・3329)にて45レアルで販売中。

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