津軽三味線全国優勝者が来伯参加=「Shamisen day」6日に

Shamisen dayチラシ
Shamisen dayチラシ

 民謡普及団体「Tomonari minyo」が6日午前10時、サンパウロ市イビラプエラ公園の日本館で三味線普及・三味線演奏者交流イベント「Shamisen day」を開催する。同イベントには2005年の全国津軽三味線コンクール優勝者の阿部金三郎氏が来伯参加する。
 「Tomonari minyo」は、若手民謡グループ「民」から派生した普及活動専門団体。「民」は結成してから8年間、民謡普及活動と演奏活動の両方に取り組んできたが、昨今は普及活動の要請が増え、役割を分割し、同団体を組織した。
 イベントでは三味線未経験者を対象に、午前10時半から12時まで三味線ワークショップを行う。参加料は50レアル。1回当りの定員は10人で、30分間の教室を3回行う。

阿部金三郎さん
阿部金三郎さん

 午後1時からは来場者の自由演奏時間が設けられ、午後2時半からは阿部さんと参加者とのフリートーク会が行われる。午後3時半からは若手民謡グループ「民」と阿部氏による三味線の演奏が披露される。
 阿部氏は津軽三味線、民謡を中心とした日本民俗音楽芸能集団「あべや」のリーダー。2005年に行われた全国津軽三味線コンクールを20歳で優勝し、八代目全国チャンピオンとなった。11年には自身書き下ろしの民謡劇「民謡航路〜南風にのせて〜」が好評を博し、海外にも活動の場を広げた。
 日本館入場15レアル、学生などは半額で4歳以下は無料。

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