サンパウロ市を拠点とするサミア・ボンフィン下議(社会主義自由党・PSOL)が、メールで脅迫を受けていると警察に訴え、捜査を求めている。サミア氏によると、このところメールでの脅迫が続いており、同氏への中傷や体重をからかう言葉だけでなく、「強姦してやる」「息子の前でおまえを殺す」といった過激な言葉も書かれているという。サミア氏は夫のグラウベル・ブラガ下議と並ぶ急進左派の代表的な政治家で、息子は2年前に生まれたばかりだ。今年の選挙は過熱気味で、選挙や政治的な立場に絡んだ犯罪が増えている。民主主義を守る意味でも、犯罪行為への取り締まり強化は強く求められるところだ。
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2日、ミナス・ジェライス州ベロ・オリゾンテ大都市圏のリベイロン・ダス・ネーヴェスで、10歳女児(名前は非公表)の死体が発見された。少女は7月31日から行方不明となっており、発見場所はサッカー場に近い雑木林だった。生前最後の姿が録画された防犯カメラの映像によると、パン屋を出て走っている彼女の後ろを男性2人が追いかけていた。警察はその男性を疑い、捜査中だ。
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2日のサッカーのリベルタドーレス杯の準々決勝第1試合。コリンチャンスはイタケラでのフラメンゴ戦を0―2で落とした。コリンチャンスは自陣戦で2点を奪われたため、来週のマラカナンでの次戦で最低でも3点入れないと勝てない。故障者続出で苦しいコリンチャンスだが逆転できるか。