ブラジルを代表する音楽家、カエターノ・ヴェローゾが7日に80歳の誕生日(傘寿)を迎えた。
1960年代以降のブラジル音楽界で最も尊敬されている自作自演歌手のひとりで、日本を含め、国際的なファンも多いだけあって、この日はアプリ「グローボプレイ」で特別番組が組まれた。
グローボTV局の日曜版の人気番組ファンタスチコでも10分ほど中継されるなど、話題をさらった。
メインはリオ市のシダーデ・ダス・アルテスでのコンサートで、カエターノは息子たちとの4人編成のバンドで演奏。ゲストも実妹のマリア・ベターニア一人だけという飾らないものだった。
だが、客席には音楽界、映画界からも錚々たる面々が集い、衰えないカエターノの熱演に熱い拍手を送る様子が映っていた。
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