軍に対する国民の信頼感が落ち、世界でも下位クラスの低さと、8、9日付現地紙、サイトが報じている。
このことは、「イプソス研究所」が今年の5月27日~6月10日に全世界28カ国で行った調査によって明らかになった。
それによると、ブラジル国民の軍に対する信頼感(信頼する人の割合)は昨年の調査時より5%ポイント落ち、30%になったという。28カ国の平均は41%で、これを11%Pも下回っている。
なお、軍への信頼感がブラジル同様かそれ以下の国は、ポーランド(30%)、コロンビア(29%)、南アフリカ(28%)、韓国(25%)のみだ。
また、ブラジル人の76%が政治家に不信感を抱いており、64%が大臣、53%が銀行家を嫌っている。
好感を持たれている職業は教師で、64%の人が敬意を抱いている。科学者(61%)や医師(59%)も信頼感が高い。