このところ、雨が降り、冷え込みも続いているサンパウロ州だが、今週はブラジル全体の天気が複雑なものとなっている。その原因は大西洋岸で生じたサイクロンだ。これにより、北東部や南部の大気の流れが変わり、南部や南東部では冷え込む。南部では最低気温が5度になったところがあり、悪天候の被害も出ている。逆に北部や北東部の一部では30度を超える暑さのところが目立つが、北東部でも、セルジッペ州などの南寄りの地域では気温が落ち込んでいる。当初、昨日までと言われていたサンパウロ市での雨も今日まで伸び、最高気温が20度台に戻るのは13日となる見込み。足元と風邪には気をつけて。
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8日から子供対象の予防接種キャンペーンがはじまっている。ひとつはポリオで、対象は生後15カ月から5歳未満の子供で接種は口からとなる。もうひとつは複合型のワクチン接種で、肝炎、肺炎、ロタウイルス、黄熱病、おたふく風邪、はしか、水痘、ヒトパピローマ・ウイルス、ジフテリア、髄膜炎を予防するもの。こちらの対象は15歳未満だ。新型コロナに気を取られがちだが、お忘れなく。
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10日のサッカーのリベルタドーレス杯準々決勝第2試合。フラメンゴはペドロの決めたゴールをそのまま守りきり、コリンチャンスに1―0で勝利。第1試合と合わせて3―0とし、準決勝に進出した。これでフラメンゴは4年間で3回目となる同杯ベスト4。南米有数の強豪の座を再び固めつつある。