【11日の市況】Ibovespaは7連続高を終え0.47%下落、ドルは1.44%上昇し5.15レアルに

 Ibovespaは木曜日(11)に7連続の上昇セッションを終了し、0.47%下落、109.717ポイントで終わった。ブラジル証券取引所の主要株価指数は、一部、外国の動きに追随する形で推移した。

 ニューヨークでは、S&P500が0.07%、ナスダックが0.58%それぞれ下落した。しかし、ダウ平均は0.08%の高値で引けた。10年物国債の利回りは11.4bp上昇し、2.895%となった。これは、米国の生産者物価指数(PPI)が7月に前月比で0.5%低下したにもかかわらず発生したものだ。
 ブラジルでは、イールドカーブが外国の動きに追随し、サービス業が予想を上回ったため、若干の押し上げ要因となった。2023年のDIは13.71%と1ポイント低下し、それ以外のカーブは全体的に上昇した。2025年のIADは8ポイント上昇し11.98%、2027年は12ポイント上昇し11.83%、2029年は11ポイント上昇し12.04%となっている。
 今日は、ここ数日の利益を確定する日となったようだ。投資家も金利で少し利益を出し、金利の高い債券を売っている。高い金利の恩恵を受けていた銘柄が下落したようだ。
 Ibovespaの最大の下落の中には、国内市場にリンクされている企業が目立った。MRV (MRVE3) の普通株は、同社が四半期貸借対照表を発表した後、11.00%下落した。アメリカーナ(AMER3)の株価は9.41%、ペッツ(PETZ3)の株価は9.03%、それぞれ下落した。同じく四半期ごとのバランスシートを発表したBRF(BRFS3)は12.65%下落した。
 Ibovespaの最高値の中には、ミネルバ(BEEF3)とブラジル銀行(BBAS3)も含まれており、四半期ごとの資料が公開された。ミートパッカーは7.33%の高値で、ブラジル銀行は4.43%の高値で、それぞれ取引を終えた。

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