カンタレイラ水系のメンテナンスを行うため、今週末、サンパウロ市の500万人余りと大聖市都市圏7市で給水が止まる可能性があるという。18日付エスタード紙が報じている。
サンパウロ州水道公社(Sabesp)によると、これは水処理課(ETA)の行うメンテナンス・プログラムによるものだ。メンテナンス作業は20日の18時から21日の6時まで行われ、遅くとも22日までに給水が復旧するという。その間、各家庭や各アパートの貯水タンクの水が頼りになる。
影響を受けるのはサンパウロ市の中央部、西部、北部、東部にまたがる地区約500万人と、グアルーリョス、オザスコ、フランシスコ・モラト、フランコ・ダ・ロッシャ、カイエイラス、カジャマール、サンカエタノ・ド・スルの7市の住民だ。
Sabespによると、メンテナンスのためにカンタレイラからの水が使えなくなる間は、他の水系システムからの水をあてがうようにする予定だ。また、病院など、水が最優先に必要とされる場所では断水が起きないように配慮し、緊急の場合には給水車も使用するとしている。
今回の作業終了時には新たな給水管が機能しはじめ、サンパウロ市北部のペルース地区とフランシスコ・モラト、フランコ・ダ・ロッシャ、カイエイラスの3市への給水が強化されるという。