ノロエステ連合日伯文化協会(本田秀人会長)は20日19時、サンパウロ州アラサツーバ市の展示会場(Recinto de Exposições Clibas de Almeida Prado)で第54回ノロエステ盆踊りを開催する。
ノロエステ地方のバウルー、トレス・ラゴアス市など27市から、同連合傘下30団体が参加する。今年はコロナ禍犠牲者の追悼顕彰や、ブラジル独立200周年、日本移民114周年、同連合創立63周年を記念した盛大な催しとなる見込み。
協賛者による提灯(小30レアル、大50レ)がずらりと吊り下げられた盆踊り会場には、約5千人が集まると予想されている。演奏はアラサツーバ楽団が担当する。
焼きそばやうどん、天ぷら、お弁当、餃子、寿司、かりんとう、餅、ホットロールなどを販売する売店も並ぶ。
本田会長は「まだパンデミックは終わっていません。当日は消毒用アルコールを適所に配置し、マスクの着用をお勧めするなど、感染対策に努めます。皆さん気を付けながら一緒に楽しみましょう」と呼びかけた。
昨年の盆踊り大会は、パンデミックの為、アラサツーバ会館で行った演目披露の様子をインターネットでライブ配信する形で実施した。今年は3年ぶりの野外での開催となる。