「今年一番の冷え込みが明けた」と報じられたばかりのサンパウロ市。だが、それも束の間、早くも次の寒波が到来することになりそうだ。予報だと、南部では既に次の大きな寒波が発達中で、これが今週末にリオ・グランデ・ド・スウ州やサンタカタリーナ州に雪をもたらす可能性があるという。サンパウロ市の場合は28日あたりまでは最高気温が25度を超す温暖な日となりそうだが、週明けの29日は最高気温が12度に落ち込むほど冷えることが予想されている。ここ数年、8月に30度を超す猛暑を記録することも少なくなかったブラジルだが、今年に関してはかなり「冬らしい冬」になった印象がある。
◎
24日のサッカーのブラジル杯準決勝第1試合。マラカナンでのフルミネンセ対決コリンチャンス戦は、コリンチャンスが試合終了間際にロジェール・ゲデスのゴールで同点に追いつき、2―2で引き分けた。一方、モルンビでのサンパウロ対フラメンゴ戦は1―3でサンパウロが完敗した。同カードの第2試合はサンパウロが9月14日、コリンチャンスが15日に開催される予定だが、サンパウロ市勢の行方やいかに。
◎
セルタネージャの姉妹デュオ、「アス・ガルヴォン」のマリレーネ・ガルヴォンが24日、聖市でアルツハイマーのため、亡くなった。80歳だった。ここ数年は、「女性アーティストによるセルタネージャ」であるフェミネージャがブームだが、この姉妹デュオは半世紀以上前に現在のブームの先備えをした先駆け的存在だった。