JHSP=写真展『ヤポネシア』食事会を開催=ブラジル著名シェフら、30日

「Experiência JHSP: uma viagem pela gastronomia japonesa no Brasil」告知画像
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 サンパウロ市の日本文化広報施設ジャパン・ハウス(JHSP、住所:Av. Paulista 52)は30日午後7時、同施設内レストラン「藍染」にて、写真展『ヤポネシア(JAPONESIA)』をテーマにした食事会「Experiência JHSP: uma viagem pela gastronomia japonesa no Brasil」を開催する。定員制で参加料は1人440レアル。参加申し込みはチケット購入サイトSympla(https://www.sympla.com.br/evento/experiencia-jhsp-uma-viagem-pela-gastronomia-japonesa-no-brasil/1674095)から行うことが出来る。
 写真展『ヤポネシア(JAPONESIA)』は、写真家の石川直樹氏が日本の20以上の島々を巡り撮影した海と日本文化の関係を表現した作品展となっており、JHSPでは2020年に展示会を行いその後、パラナ州、パラー州、ペルナンブコ州で巡回展示された。
 食事会では巡回した各州の著名シェフが、石川直樹氏の作品に基づいて開発した独自メニューを提供する。参加シェフはサンパウロ州から白石テルマ、パラナ州からアルベルト・ランドグラフ、パラー州からチアゴ・カスタンニョ、ペルナンブコ州からアンドレ・サブロウの4氏。
 食事会ではデザートを含めた5品目と飲み物が提供される。一品目は北海道と沖縄の食材を用いた「ほたてと海ぶどう」。二品目は青森県の郷土料理をアレンジした「ペルナンブコ風いちご煮」。三品目はアマゾン産の魚フィリョーテを北海道味噌に漬け込んでバナナの出汁とニンニクの葉で焼いた「フィリョーテの味噌焼き」。四品目は「ローストポークの発酵トマトデグラッセ・トマトドレッシング、豚骨スープ添え」。デザートは「富士リンゴの風合い」「山椒入りメレンゲ」「バクリーと抹茶と栗」「パネラのミニシュークリーム」。

□シェフ紹介□

【白石テルマ】サンパウロ州出身。日本食レストラン「藍染」のシェフ。ブラジルにおける日本食普及の親善大使。22年グルメ雑誌『プラゼレス・ダ・メザ』誌で日本料理シェフのベスト・オブ・ザ・イヤーに選出。
【アルベルト・ランドグラフ】パラナ州出身。11年にサンパウロ市内に最初のレストラン「Epice」をオープン。ミシュランガイドで一つ星を獲得。15年にはラ米のベストレストラン第26位に輝いた。リオにもレストラン「Oteque」を運営。ミシュランガイドで二つ星を獲得。20年にはラ米ベストレストラン12位、22年には世界ベスト50にランクイン。
【チアゴ・カスタンニョ】パラー州の州都ベレン出身。弟のフェリペ・カスタンニョとともに、リオ・サンパウロ以外で初めてラ米ベスト50に入ったブラジル料理店「Remanso do Bosque」を創設。14年、ニューヨーク・タイムズ紙は、チアゴ・カスタンニョをブラジルで最も革新的なシェフの一人とした。15年『フォーブス』誌は「全世界的に著名なブラジル人30人」に彼を選出した。
【アンドレ・サブロウ】ペルナンブコ州レシフェ市にある日本料理店「o Quina do Futuro」は、アンドレ・サブロウの父が1986年に創業した。著名誌「プラゼレス・ダ・メザ」は18年と19年、サブロウをスシマン・オブ・ザ・イヤーに選出した。

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