選挙高裁は29日、刑期の途中で大統領選への出馬宣言を行ったロベルト・ジェフェルソン氏(ブラジル労働党・PTB)の選挙放送を差し止めた。選挙検察は月初めに出馬差し止めを求めており、19日には政党への資金を同氏に回すことも止められていた。これにより、選挙高裁での出馬資格の審理終了まで選挙放送はできなくなった。同氏はメンサロン事件で実刑判決を受け、現在も自宅軟禁中。刑期も23年12月まで残っており、最初から出馬承認は困難と見られていた。2018年にも獄中にいたルーラ氏の選挙放送が短期間流れたことがあったが、なぜ選挙放送開始前に判断しないのか、不思議だ。
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サッカーのリベルタドーレス杯は31日、フラメンゴが敵地アルゼンチンで準決勝第1試合の対ヴェレス・サルスフィエルド戦を行う。もう一方の準決勝はブラジル勢同士の対決なので、3年連続でブラジル勢同士の決勝戦になるよう、フラメンゴにはなんとか勝ち上がってきてほしいところ。