1日付フォーリャ紙によると、大統領選のキャンペーンで、ルーラ氏が、ネットでは圧倒的に強いと思われていたボルソナロ氏を凌駕しそうな勢いにあるという。ルーラ氏はとりわけ、支持者の多い若年層に人気のTik Tokでキャンペーン・ビデオを展開。これに多くの「いいね」がついている。ルーラ氏はその勢いで同じ動画サイトのユーチューブでも目立ち始めているという。一方のボルソナロ氏はフェイスブック、インスタグラムと、どちらかというと写真がメインのメディアで圧倒的だという。今回の大統領選はSNSの戦略戦とも言えそうだが、どちらが功を奏すか。
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リオの選挙地域裁は8月31日、下議候補2人に対し、本名でないのに「ボルソナロ」という苗字を使用することを禁じた。問題の2人は、ボルソナロ氏のボディガードだったマックス・デ・モウラ氏と、ボルソナロ氏と行動を共にする姿がしばしば見られていた黒人のエーリオ・ロペス下議だ。選挙地裁が却下した理由は、「有権者の混同を招く恐れがあるため」。大統領への忠誠心が強いのはわかるが。
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8月31日のサッカーのリベルタドーレス杯準決勝第1試合。フラメンゴは敵地アルゼンチンのヴェレス・サルスフィエルド戦を4―0で圧勝した。特にペドロは、ハットトリック(3得点)の大活躍を見せた。第2戦は本拠地マラカナンで7日。応援団の大歓声をバックに2年連続の決勝と行きたいところだ。