このところ、かなり小刻みに、各調査団体が大統領選の世論調査を報じている。ダッタフォーリャに次いで注目度の高いIpecが5日に前回から1週間で最新の調査結果を発表したが、ルーラ氏が44%のまま1位を維持。ボルソナロ大統領も2位だが31%に微減。前回調査で上昇したシロ・ゴメス氏、シモーネ・テベテ氏は微増で8%、4%となった。前回調査がテレビ討論会の後だったためにシロ、テベテ両氏が伸びたが、そこまで動きがないのは有権者の79%が誰に票を投じるかを決めているからだ。次のテレビ討論会はSBT局で24日だが、それ以前に動きはあるのか。
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一方、調査団体「パラナ・ペスキーザ」によるパラナ州上議選世論調査でセルジオ・モロ氏は27・2%で、政界入りの恩師のアルヴァロ・ジアス氏に31・7%でリードされている。モロ氏は3日、「補欠候補名が規定より小さく書かれている」として選挙地域裁から選挙キャンペーンの資料押収処分を受けたばかり。本来、出馬しようとしていたサンパウロ州地区では登録住所が無効にされるなど、違反続きとなっている。
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独立記念日のサッカーの試合は、夜9時30分からリベルタドーレス杯のフラメンゴ対ベレス・サルスフィエルド(アルゼンチン)戦。敵地での第1戦を4―0で制したフラメンゴはマラカナンでの第2試合なのでかなり気が楽だが、ブラジル勢同士となることがほぼ決定的な決勝に勢いをつけたいところ。