8日に逝去したイギリスのエリザベス女王の葬儀にボルソナロ大統領が出席することが明らかとなった。11~12日付現地紙、サイトが報じている。
これは10日、カルロス・アルベルト・フランサ外相がブログで公にしたものだ。それによると、この日、ロンドンにあるブラジル大使館に英国政府からの招待状が届き、ボルソナロ氏が夫人同伴で出席する意向を示したという。イギリスの外務省もボルソナロ大統領夫妻の出席をすでに確認している。
エリザベス女王の葬儀は19日にウェストミンスター寺院で国葬として行われ、亡骸はウィンザー城に納められる。
大統領は19日の葬儀に参加したあと、米国に飛び、20日からニューヨークで開催される国連総会にも参加する。
大統領選の一次投票が10月2日に迫る中で国を空けることになるが、大統領の側近たちは、エリザベス女王の葬儀という国際的な場面への参加はボルソナロ氏のイメージアップにつながり、ルーラ元大統領との支持率争いにもプラスに働くとの見方を行っている。
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