このところ、大統領選の世論調査機関として、ダッタフォーリャへの注目度が高まっているおかげで、その調査員がボルソナロ大統領の支持者たちから被害を受けているという。ゴイアニアでは調査員が押し倒され、リオ・グランデ・ド・スル州では大統領派を自認する警察官により派出署に連行されるなど、少なくとも8州でなんらかの被害報告が出ているという。その背景には、ボルソナロ大統領自身がこれまで攻撃していた選挙高裁からダッタフォーリャに攻撃の矛先を変えたという事情もある。支持者が脅しを入れたところで数字が変わるわけではなく、世論調査機関もたくさんあるので意味はなさそうだが。
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15日のサッカーのブラジル杯準決勝第2試合。コリンチャンスは本拠地イタケラでフルミネンセを3―0で粉砕。第1試合が引き分けだったため、決勝に進出した。フルミネンセは決勝でフラメンゴとのリオの伝統カード「フラ・フル」を実現させることができなかった。決勝はフラメンゴ対コリンチャンスという国内屈指の人気チーム同士の対戦となる。決勝も2試合制で10月12、19日の開催だが、チケット争奪戦も大変そうだ。
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9月になって雨季も近い。今週はサンパウロ市でも雨が降っており、16日朝9時現在のカンタレイラ水系の今月の降水量は22・7ミリとなっている。予報だと来週も半ば過ぎから雨だから徐々に増えていくか。同水系の貯水量は31・1%まで落ちており、今後の降水量が気になるところだ。