18~19日は国際的にエリザベス女王の葬儀が話題だったが、ブラジルではボルソナロ大統領のミシェレ夫人が参列時に着ていたドレスが注目を浴びた。このドレスはサンタカタリーナ州のスタイリスト、ルアナ・パウリック氏の作品で、「10日深夜に発注を受け、14日朝までに2着作らなければならなかった」という大仕事だったが、成功を収めた。ルアナ氏によると、今回のドレスはイギリスのケイト、スペインのレティシアといった現代的な王妃の服装を参考にして作ったとか。大統領夫人になって4年近く経つが、ミシェレ夫人がファッションで注目された、ほぼ初の機会だった。
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エリザベス女王の葬儀にはネオペンテコスタル派のシラス・マラファイア牧師が同行したが、「連邦政府に属していない人がなぜ」との批判の声が多く、現地で尋ねられた同氏が苛立つ場面も。同氏によると、大統領三男エドゥアルド下議の持つ枠で参列したというが、同下議も大統領の息子というだけで、こうした公務に適しているかは疑問だ。大統領は数日前、マラファイア氏を褒め称えていたが、参列が福音派信者の票に影響するか。
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暦の上では22日22時4分から春になるが、その直前から全国的に強い雨が降るという。今回の雨は北部、中西部、南東部、南部で強く、サンパウロ州では21日夜半から22日にかけて大雨が降る可能性があるというから要注意だ。カンタレイラ水系などの水位を考えると雨は欲しいが。