19日、Ipecが最新の世論調査でルーラ氏とボルソナロ大統領の支持率の差が47%対31%に開いたと発表した直後、ファビオ・ファリア通信相が「こんな機関、選挙高裁に言いつけて潰してやりたい」「10月2日になれば何が本当かわかるさ」とツイートして物議を醸した。Ipecの旧名はIBOPEで、世論調査機関として長い歴史と実績を持つ。もっとも、数ある世論調査機関中で唯一、「ルーラ氏とボルソナロ氏が拮抗」との結果を出しているパラナ・ペスキーザにはボルソナロ氏の自由党から270万レアルの支払いがあったとの報道も出ている。
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サッカーのブラジル代表(セレソン)は23日に行われるガーナ戦、27日のチュニジア戦に備え、フランスで練習中。W杯前最後の親善試合となる今回の招集は、同杯のための最終テストでもある。最も注目されているのは、センターバックの最後の一枠をめぐって争うブレメル(ユベントス)とイバニェス(ASローマ)か。二人とも初招集だが、前者25歳、後者23歳で、今回のみならず、今後も期待できる。健闘を祈りたいところ。
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20日午前、サンパウロ市北西部を走るCPTM7号線のパルメイラス/バラ・フンダ駅〜ペルス駅の間で電源の短絡(ショート)が起き、電車が不通となった。そのため、該当する駅が長蛇の列でごった返すなど、乗客の足に影響が出た。これからは雨も多くなり、電車の路線の故障リスクも高くなるが大丈夫だろうか?