石川県人会(森永正行ジェラルド会長)は24~25日午前10時から午後5時、「第21回文化祭」をサンパウロ市パライゾ区の同県人会館(Rua Tomás Carvalhal)にて開催する。入場無料。
文化祭は3年ぶりの開催。県人会で行われている水彩画、絵手紙、生け花、陶芸教室の作品が展示される。当日はそれらの体験ワークショップと陶芸作成販売も行われる。ワークショップは当日参加申し込み可。24日は開会式と恒例の記念餅つき、餅販売が行われる。
案内のため森永会長、陶芸教室生徒の九十九洋オルランドさん、絵手紙教室生徒のベアトリス・シルヴァさんが編集部を訪れた。
森永会長は「石川県は伝統工芸が盛んな土地です。県人会の工芸活動も他の県人会では見られないもの。教室生徒の作品をぜひ多くの方に見てもらいたい。皆様のご来場をお待ちしております」と来場を呼びかけた。
九十九さんは「私は息子の嫁が生け花をしているので、彼女の為に壺などを作っています。当日はいろんな種類の陶芸作品が販売されますので楽しみにしてください」と話し、ベアトリスさんは「私は絵手紙を通して気持ちを表現しています。コロナ禍での長い休止を経た文化祭なので開催がとても楽しみです」と語った。
詳細の問い合わせは石川県人会(電話:11・3884・8698)まで。