リオコパカバーナ海岸で観光客被害=未成年強盗が暴行、顔面骨折

 在リオ日本国総領事館の広報によれば、21日午前5時30分頃、リオ市ゾナ・スル地区のコパカバーナ海岸ポスト4付近において、外国人観光客が強盗事件の被害に遭った。
 女性2人が日の出を見るためにコパカバーナ海岸で座って会話していたところ、2人の未成年者が近づいてきて金銭を要求、これを拒否した。その後、犯人らから激しい暴行を受け、携帯電話を奪われた。
 犯人らは、付近を警戒中の警察官によって現行犯逮捕されたが、被害者2人は負傷、うち1名は顔面を骨折した。
 同総領事館は「夜間や早朝の暗い時間帯は、強盗等の被害に遭うリスクが高くなるため、徒歩移動は避けること」「コパカバーナ海岸の砂浜は歩道から見えにくく、波打ち際は歩道から完全に死角になる場所がある。危険なので暗くなってからの砂浜への立ち入りはできるだけ避けるように」「万が一、強盗被害に遭った場合には、抵抗せずに素直に犯人の要求に従うこと」と呼びかけている。

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