サンパウロ市リベルダーデ区の本格手打ちうどん店『うどん甚兵衛』が、子供の日の12日、子供向け特別イベント「麵切り体験会」を実施する。参加条件は、うどん甚兵衛で食事をする家族の4歳以上の子供。先着40人。参加費無料。
うどん甚兵衛では、うどんを手打ちする様子が店外から見えるようになっており、麺切り体験会を企画した店長のオナガ・レオナルド・タケオさん(34)は「子供たちが店頭のガラス越しにうどん作りをじっと見つめる姿を見て、何かしてあげたいと思っていました。子供の日のお祝いとして麵切り体験をぜひ楽しんで欲しいです」と語った。
体験時間は午前11時~午後3時半、午後6時~午後9時。当日はベテランうどん職人のスズキ・マウロさんが子供たちと一緒に麺作りに当たる。参加者は一人前の麺を切り、切った麺は持ち帰って自宅で調理する。
オーナーの長谷川藍さん(37、大阪府出身)は、「麺切り体験を通じて、子供たちに料理や食事について見つめてもらう機会になれば。持ち帰ったうどんは好きな具材やお出汁でオリジナルのうどんにしてもらって、お腹も心もいっぱいになってもらえたら最高です」と語った。
子供の日限定メニューとしてお子様うどんセット(からあげ2個、おにぎり2個、ミニかけうどん、デザート付)も販売する。
18日からは1日10食限定で、すき焼きうどん(白ごはんと生卵付き)の販売も予定している。