元ブラジル・ラジオ体操連盟会長の松浦アントニオさん(2世)が9月20日、老衰のため、サンパウロ市の病院で亡くなった。行年92歳。
サンパウロ州リベイロン・プレット市出身。保険会社マツウラ・セグーロスを営む傍ら、1979年に来伯した東京都ラジオ体操会連盟常任理事の宮内あい氏に当地におけるラジオ体操の普及活動を勧められたことをきっかけに、普及活動に尽力。91年にブラジル・ラジオ体操連盟会長となり、2006年までの15年間、会長職を務めた。
サンミゲル・パウリスタ文協、サンパウロ市東部地区日本語教師研究会「聖東連盟」でも会長を務め、サンパウロ州柔道連盟、こどものその、希望の家では理事を務めるなど多くの日系団体の活動に貢献した。
四十九日法要は11月5日午前11時からサンパウロ市ビラ・ロザリア区サンミゲル生長の家(R. Ten. Miguel Delia, 24)で行われる。