【既報関連】サンパウロ州海岸部プライア・グランデ市役所が15日、同氏在住の37歳男性がサル痘のため、同日未明に死亡したと発表した。この男性は同州では2人目の死者となると15、16日付現地紙、サイトが報じた。
同市役所によると、男性は8月にサル痘と診断され、9月から同市の私立病院に入院していたが、基礎的疾患があり、重症化。その後にサントス市の私立病院に転院し、入院加療中に亡くなった。
同州では12日にもサンパウロ市在住で26歳の男性がサル痘で亡くなっている。男性は複数の基礎的疾患があり、8月1日からエミリオ・リバス感染症研究所に入院し、試験薬を使った治療を受けていた。
サル痘ではこの2人以外にも、ミナス州で2人、リオ州で3人の死者が出ている。