ブラジル本門佛立宗中央寺院日教寺(コレイア日友住職ブラジル教区長)は9日、サンパウロ市ビラ・マリアナ区の同寺にて「第55回本門沸立宗慈善バザー」を開催した。来場者は同バザー名物の焼きそばやうどん、ソーニョ、70店以上出店しバザリスタでの買い物を楽しんだ。
同バザーは本門沸立宗の布教と地域貢献を目的に開催されてきた。2019年の開催後、コロナ禍により中止したが、政府の感染対策緩和と感染者減少に伴い、再開に踏み切った。
コレイア教区長は、「毎年恒例だったバザーをやっと開催することができて本当に嬉しい。この2年半なかなかイベントを開催できなかったが、今後はそれを巻き返す勢いで地域社会に貢献できるイベントを開催していきたいです」と語った。
来場したサンパウロ日伯援護協会評議員会長の菊池義治さん(岩手県・81歳)は同宗派の信者でもあり、「久しぶりに盛大なバザーが開催されてよかった。コレイア教区長がこれからも社会に貢献できるような場を作ってくれることを期待しています」と笑顔で語った。