ブラジル日本文化福祉協会国際交流委員会(矢野敬崇(やの のりたか)委員長)は8日、日本語や文化・歴史を学ぶ1時間のポルトガル語オンライン勉強会「日本の心」を始めた。同勉強会は今後、毎月第2土曜日16時に行われる。
勉強会は、日本的価値観を持つグローバル人材並びに日系社会リーダー育成のための「日本の心を学ぶ訪日ツアー」企画の一環として立ち上げられた。同ツアーは、40~60代の日系リーダー20~30人が2~3週間ほど自費で訪日、当初は今月22日に開催される「第62回海外日系人大会」への参加を通じて企画実現を目指していたが、今年は同大会がオンラインでの開催となったため、来年度大会への参加で実現を目指すという。
8日に行われた第1回目の授業は、松原礼子サンパウロ人文科学研究所理事長(USP教授)が「日本語からみる日本の心」をテーマに行った。第2回目は11月12日に洲崎勝国際交流基金サンパウロ事務所長が「日本の文化から見る日本の心」をテーマに、第3回目は12月10日に山下リジア日本移民史料館運営委員長が「日本移民の歴史からみる日本の心」をテーマに行う。
来年は「日本の観光」「生け花」「茶道」「着物」「書道」「盆栽」「陶芸」などを予定(全12回)。参加は事前予約制なので希望者は同事務局(電話11・3208・1755、メールsite@bunkyo.org.br)まで連絡を。詳細はサイト(https://www.bunkyo.org.br/br/2022/09/projeto-nihon-no-kokoro-wo-manabu-japao/)から確認できる。