ブラジル和食協会(ABGJ、白石マルセロ会長)は25日から11月1日、「第1回和食ウィーク」を開催する。開催期間中、サンパウロ市各所で同会による日本食イベントが催される。
25日午後6時半には、和食協会会員、日本食レストラン、食品業界者関係者での開会式がサンパウロ市の日本文化広報施設「ジャパンハウス」で行われる。
26日午後3時には、作家高橋ジョー氏による講演会「ラーメン丼に見える世界観」が同施設2階ホールにて行われる。入場無料。午後2時半に入場整理券配布開始。
同日午後7時、同施設内和食レストラン「藍染」にて有料イベント「ラーメン祭り」を開催。「ラーメン和」、「タマシイ」などの5つのラーメン店が屋台形式で日本のご当地ラーメンを振舞う。参加チケットは既に完売済み。
27日午後2~6時、同施設にて飲食業関係者による講演会を行う。講演者は飲食デリバリーサービス「iFood」のアルナルド・ベルトラシーニ氏、サーモン養殖業「Cermaq」のフェリペ・カタタ氏、キッコーマン社のロベルト・シバクラ氏。参加無料。参加申し込みはイベント申し込みサイト(https://bit.ly/3VwFyYH)から行う。
28日午後7時、同施設「藍染」にて有料イベント「懐石料理」を開催。「藍染」の白石テルマ氏、「喜怒哀楽」の佐藤ユウト氏、高級ホテル「ローズウッド」の井沢彩子氏、「居酒屋一茶」の原口マルガリーダ氏らがメニューを考案。ソムリエの与那城ヤスミン氏が吟味した日本酒も提供される。参加費615レアル。申し込みはイベント申し込みサイト(https://bit.ly/3yGwned)から行う。
29日は「カクテルの日」と題して、東京都恵比寿で「Trench Bar」を経営する日系バーテンダーの五十嵐ロジェリオ氏が、サンパウロ市ジャルジン・パウリスタ区のホテル「Canopy Hotel」で午後2時から講演会を催す。午後7時からはサンパウロ市ピニェイロス区のレストラン「Tantan Noodle Bar」でカクテル・デモンストレーションを実施する。五十嵐氏の「Trench Bar」は、アジアのバー関係者が選出する「アジアベストバー50」で25位に選ばれた。両イベントへの参加は招待者のみとなっている。
30日は「居酒屋の日」。サンパウロ市リベルダーデ区のブラジル日本文化福祉協会ビルで正午から午後10時まで、「今井居酒屋」、「金星」、「焼き鳥」、「キト・キト」、「金太郎+どんちゃん」、「飲兵衛」、「思い出酒場」などの12店の居酒屋が居酒屋文化体験会を催す。参加費35レ。参加申し込みはイベント申し込みサイト(https://bit.ly/3etfNYm)から行う。
11月1日は「寿司の日」。ジャパンハウス「藍染」にて、有名寿司職人ジュン・サカモト氏らによる寿司文化史の紹介と各種寿司の実食会が行われる。参加費725レ。参加申し込みはイベント申し込みサイト(https://bit.ly/3rUviLZ)から行う。和食ウィーク閉会式も行われる。