サンパウロ日伯援護協会(援協、税田パウロ清七会長)は14日から月末まで、サンパウロ市リベルダーデ区ファグンデス街の援協本部・診療所ビルと、ノーボ・ムンド区の日伯友好病院の建物で乳がん検査を促進するピンク色の夜間ライトアップを実施している。
ピンク色の夜間ライトアップは「Outubro Rosa」と呼ばれる毎年10月に行われる国際的な健康キャンペーンの一つ。乳がんの原因や予防に関する認知度を高めることを目的にしている。ブラジル内でもこの時期は各病院施設や自治体がビルなどのライトアップを行っており、日伯友好病院でもコロナ禍前から実施してきた。
リベルダーデ区の援協本部・診療所ビルでライトアップを行うのは今年が初めて。援協では「援協前を通りがかった人や近くに住む人たちがライトアップされた建物の様子を写真に撮って、知人やSNSで共有したりすることで、乳がん予防の認知度向上に繋がれば」と話している。
11月には前立腺がん予防のための青色のライトアップを行う予定。