野村アウレリオサンパウロ市議(PSDB)、羽藤ジェオルジサンパウロ市議(MDB)、飯星ワルテル元連邦下議(PSD)によるボルソナロ大統領(PL)への支持を表明する公開書簡「Carta aberta à comunidade Nikkei e a todos os brasileiros(日系社会とすべてのブラジル人への公開書簡)」への署名呼びかけ運動が19日から行われている。
公開書簡では、「ルーラに投票し、再び彼らを彼らが罪を犯した国政の場に連れ戻すことは、祖先が我々に教えてくれた道徳心を裏切ることである。ルーラへの投票は、日系社会が114年もの間、多くの犠牲を払ってブラジルで築いてきた尊厳、名誉、誠実さを蔑ろにし、平手打ちすることと同じである」と述べ、大統領選ではボルソナロ氏へ、サンパウロ州知事選ではタルシジオ・デ・フレイタス氏へ投票するよう呼びかけている。
公開書簡への署名は野村サンパウロ市議のサイト(http://www.aurelionomura.com.br/site2/carta/)から行うことが出来る。
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ボルソナロ大統領支持の公開書簡は、15日に公開されたルーラ候補支持の公開書簡に対抗する形で作成されたようだ。本紙でルーラ派公開書簡の記事を掲載した際には、編集部へボルソナロ派読者からの対抗意見が届いていたので、今回の公開書簡はそうした日系社会の声を代弁したものと言えそうだ。