5日と6日、サンパウロ市北部アニェンビ総合施設で国際的音楽フェスティバル「プリマヴェーラ・サウンド」が開催された。出演者の公演はメインとなった英国のバンド、アークティック・モンキーズをはじめとして概ね好評だったが、初めて開催されたイベントだけに、問題点の指摘も少なくなかった、施設に元々あるトイレやゴミ処理場に頼りすぎてそれらの数が少ないとの不満も多かったが、最大の問題はメインステージの両脇に多くの木が茂っていたこと。木に遮られて後方の観客がステージを見られないとの苦情は極めて珍しいものだ。会場として適切かまで含めて検討の必要があるか。
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人気脚本家グロリア・ペーレスの娘で女優だったダニエラさんの殺害犯として1992年頃に社会的に騒がれた元共演俳優ギリェルメ・デ・パードゥア氏(53)が6日、心臓発作のため亡くなった。同氏は短い刑期で早々に出所して物議を醸した後、聖職に就いた。つい先日も、事件当時のドキュメンタリー番組が放送されたことや、大統領選でボルソナロ氏を支持したことで話題となったばかりだった。
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サッカーW杯直前とあり、全国選手権も日程消化は急ピッチ。8日はサンパウロがモルンビでインテルナシオナルと対戦。サンパウロは現在9位。フラメンゴがリベルタドーレス杯、ブラジル杯を制したため、リ杯出場枠が全国選手権8位まで広がりそうな中、残り2試合でなんとか浮上したいところだ。